※Visual Studio2019と「.NET デスクトップ開発」コンポーネントがインストールされている前提で話を進めています。
※細かく説明しているので、俺はある程度分かっているぜ!!!という方はGitHubリポジトリのReadmeを読んだほうが早いかもです。
1.リポジトリをダウンロードします
https://github.com/avaice/hotLauncherWin

「Download ZIP」でダウンロードします
2.ダウンロードしたZipファイルを任意の場所に解凍します
※注意!2021/03/18時点でパス内にスペースがあるとバグります。気を付けてください。

解凍出来たら「hotLauncherWin.csproj」を開いてください。
3.セキュリティ警告が出るのでOKをクリックしてください

4.ソリューションエクスプローラーからlauncherSetting.csを開いてください

5.これが設定画面です!

次の項からいったんVisualStudioから離れてゲームリソースの準備をします
6.ゲームデータの準備
UnityでビルドしたゲームデータをフォルダごとZip圧縮してください。
resource.zip -> MyAwesomeGame -> MyAwesomeGame.exe
みたいなフォルダ構成になっていればOKです。各自用意したファイルサーバーにアップしてください。
7.ランチャー情報の準備
ランチャーが毎回起動時に取得する情報のデータを作成します。ここでは「launcher_info.txt」とします。以下のサンプルコードを置き換えて使ってください。※エンコードはUTF-8
[VER ゲームバージョン]
0.1beta
[resourceURL 最新ゲームリソースのURL]
https://f.easyuploader.app/eu-prd/upload/1234567890.zip
[lverURL ランチャーバージョン]
1.00
[launcherURL 最新ランチャーのURL]
http://res.myawesomegame.com/launcher.zip
[newsURL ランチャーで表示するWebページのURL]
http://res.myawesomegame.com/news.html
ゲームバージョン、resourceURL(6でアップロードしたゲームデータのURL)、newsURL(ランチャー画面で表示されるWebページのURL)を入力します。
ゲームバージョン、ランチャーバージョンはインストール済みの各バージョンと照合され、違う値になっていたらアップデートを行うといったトリガーみたいな使われ方がされています。
ランチャーバージョンと最新ランチャーのURLはとりあえず今回はそのままで大丈夫です。ランチャーをアップデートする際に書き換えてください。

すべて設定出来たら、これも各自用意したサーバーにアップロードします。
8.設定を書き換える
さっきのVisualStudioの画面に戻って、画像のように値を設定します

launcherParamでは起動時にゲームに送る引数が指定できます。設定しなくても大丈夫です(ランチャーからしか起動させたくない場合などに使えます。※詳しくはスクリプトのコメントアウトを読んでください。)
以下のような感じに設定出来ればOKです。

9.起動してみます!

こんな風に動けばOKです!
10.ビルドする

構成をReleaseに変えて実行ボタンを押します
プロジェクトフォルダのbin -> Releaseフォルダ内に入っている「hotLauncherWin.exe」がビルドされたファイルです。これ単体で配布して大丈夫です。名前変更してもOKです。
これで完成です!
お疲れさまでした。完成したランチャーの動作環境はWindows7以降です。※Windows7と8.1では.NET Framework4.5のインストールが必要です。
ex.1 バージョンアップ
7で作った「launcher_info.txt」の
[VER ゲームバージョン]
0.1beta
[resourceURL 最新ゲームリソースのURL]
https://f.easyuploader.app/eu-prd/upload/1234567890.zip
この2行を書き換えてアップロードしなおしてください。これだけです。
ランチャー自体のアップデートも同じ感じです。